VMware Fusion 4 に Mac OS X v10.6 Snow Leopard をインストール 仮想化

今更だが、
Mac OS X v10.7 Lion と VMware Fusion 4.1.3 の環境で、Mac OS X v10.6 Snow Leopardを仮想化するメモ
用意するもの
- Mac OS X v10.6 Snow Leopardのリテール版のDVDインストールディスク
インストール(仮想化)手順
- 新規仮想マシンの作成
- 新規仮想マシンの設定ファイルの編集
- VMWare Fusionの設定ファイルの編集
- 仮想マシンにMac OS X v10.6 Snow Leopardをインストール
- 仮想マシンのセットアップ
- 仮想マシンのスタートアップ
- サウンドとキーボードとマウスについて
- ソフトウェア・アップデートについて
新規仮想マシンの作成
- インストールディスクをマウント
- VMWare Fusion>メニュー>新規
- 新規仮想マシン アシスタントでインストールディスクが認識されれば続ける
- インストール メディア、Mac OS X Install DVDを確認し続ける
- オペレーティング システムでApple Mac OS X選択して、バージョンでMac OS X Server 10.6を選択し続ける
- 仮想マシンの構成(デフォルトで問題はない)を確認し終了
- 名前: Mac OS X Server 10.6.vmwarevm 保存
- 自動でインストールが始まるが、VMWare Fusion>メニュー>仮想マシン>シャットダウンする
新規仮想マシンの設定ファイルの編集
- Finderで新規仮想マシン(Mac OS X Server 10.6.vmwarevm)を選択
- cntrolキー マウスクリックして、コンテキストメニュー>パッケージの内容を表示
- Mac OS X Server 10.6.vmxをテキストエディットで開き、「firmware = “efi”」を「firmware = “bios”」に変更
- 保存(commandキー Sキー)
VMWare Fusionの設定ファイルの編集
- ターミナルから編集
sudo bash
cd "/Applications/VMware Fusion.app/Contents/Library/isoimages"
mkdir original
mv darwin.iso tools-key.pub *.sig original
perl -n -p -e 's/ServerVersion.plist/SystemVersion.plist/g' < original/darwin.iso > darwin.iso
openssl genrsa -out tools-priv.pem 2048
openssl rsa -in tools-priv.pem -pubout -out tools-key.pub
openssl dgst -sha1 -sign tools-priv.pem < darwin.iso > darwin.iso.sig
for A in *.iso ; do openssl dgst -sha1 -sign tools-priv.pem < $A > $A.sig ; done
exit編集するファイルのオリジナルはoriginalフォルダにバックアップされるが、不安であればVMware Fusion.appをコピーするか、VMware Fusion.appのパッケージ内容を表示してContents/Library/のisoimagesフォルダをコピーする。
仮想マシンにMac OS X v10.6 Snow Leopardをインストール
- VMWare Fusion>メニュー>ウインドウ>仮想マシンのライブラリでMac OS X v10.6 Snow Leopardをインストールする仮想マシンを選択
- VMWare Fusion>メニュー>仮想マシン>CD/DVD (SCSI)>ディスクまたはディスク イメージを選択...
- commandキー shiftキー Gキーを押して、フォルダの場所を入力:
- /Applications/VMware Fusion.app/Contents/Library/isoimages
- 移動
- darwin.isoを選択して開く
- VMWare Fusion>メニュー>仮想マシン>スタートアップ
- 黒い画面が表示され
- Mac OS ゲストはこの CD-ROM デバイスを使用しています。というダイアログが表示されれば、キャンセルする
- 黒い画面内では、Please wait for the DVD to load… となっているので
- VMWare Fusion>メニュー>仮想マシン>CD/DVD (SCSI)>ディスクまたはディスク イメージを選択…
- Mac OS X Install DVDを選択して開く
- Mac OS ゲストはこの CD-ROM デバイスを使用しています。というダイアログが表示されれば、OKする
- 黒い画面に文字が走り、林檎マークが表示されMac OS Xのインストールが始まる
- インストールする項目を変更するにはカスタマイズ。カスタマイズで不要なプリンタや言語、フォント等は除き、ロゼッタのみ追加
仮想マシンのセットアップ
- インストールが完了したMac OS X v10.6 Snow Leopardが起動する時
- OS が見つかりませんでした。というダイアログが表示されるがOKする
- Mac OS ゲストはこの CD-ROM デバイスを使用しています。というダイアログが表示されれば、キャンセルする
- VMWare Fusion>メニュー>仮想マシン>シャットダウンする
- VMWare Fusion>メニュー>仮想マシン>CD/DVD (SCSI)>ディスクまたはディスク イメージを選択...
- commandキー shiftキー Gキーを押して、フォルダの場所を入力:
- /Applications/VMware Fusion.app/Contents/Library/isoimages
- 移動
- darwin.isoを選択して開く
- VMWare Fusion>メニュー>仮想マシン>スタートアップ
- Mac OS ゲストはこの CD-ROM デバイスを使用しています。というダイアログが表示されれば、キャンセルする
- 黒い画面に文字が走り、Mac OS X v10.6 Snow Leopardが起動、ようこそのダイアログが表示される
- 入力方法をことえりにしても日本語キーボードとして認識されず、USキーボードとなるので、かなキー、英数キーでの入力の切り替えができないので、commandキー shiftキー で入力を切り替える。デフォルトでの英数入力は大文字となっていたので、必要があればcapsキーで小文字になるよう切り替える。
- デスクトップが表示されてセットアップが完了する
- デスクトップ上にあるVMware Toolsをインストールする
- 再起動
仮想マシンのスタートアップ
- 仮想マシンMac OS X v10.6 Snow Leopardを選択してスタートアップ
- 黒い画面で文字が走る
- OS が見つかりませんでした。というダイアログが表示されればOKする
- Mac OS ゲストはこの CD-ROM デバイスを使用しています。というダイアログが表示されれば、キャンセルする
- return
- Mac OS X v10.6 Snow Leopardが起動
- Mac OS X v10.6 Snow Leopardが起動しない場合
- VMWare Fusion>メニュー>仮想マシン>シャットダウンする
- VMWare Fusion>メニュー>仮想マシン>CD/DVD (SCSI)>ディスクまたはディスク イメージを選択...
- commandキー shiftキー Gキーを押して、フォルダの場所を入力:
- /Applications/VMware Fusion.app/Contents/Library/isoimages
- 移動
- darwin.isoを選択して開く
- VMWare Fusion>メニュー>仮想マシン>スタートアップ
サウンドとキーボードとマウスについて
- サウンドに関して、参考にしたサイトでは、VMWare Fusion>メニュー>仮想マシン>設定からデバイスの追加でサンドカードを追加し有効化し、ネットからEnsoniqAudioPCI 1.0.1 for Leopard.mpkg.tar.gzをダウンロード、仮想マシンMac OS X v10.6 Snow Leopardにインストールしすれば音が出るようになるらしいが、今回は試していない。
- 日本語キーボードの認識に関しては、ネットを検索して色々と試してみたが解決策には辿りつかなかった。
USキーボードの配列を確認する為にソフトウェアキーボードを表示することで入力回避策とする。 - アップルメニュー>システム環境設定>キーボード>メニューバーにキーボードビューアと文字ビューアを表示にチェックし、メニューバーの入力メニューからキーボードビューアを表示する
- デフォルトドライバではマウスクリックはシングルにできない。
- 日本語キーボードの認識に関して追記 (2-Aug-13)
VMware Fusionの設定ファイルに、JISキーボードとして認識させる文字列を追記する。
VMware Fusion 4、5 に MacOS をゲスト OS としてインストールすると、JIS キーボードが US キーボードとして認識されてしまう- FAQ | act2.com
ただし、JISキーボードとして全てキーが認識される訳ではないので、私的にはUSキーボードのまま使う方が実用的と考える。
ソフトウェア・アップデートについて
- ソフトウェア・アップデートから問題なくアップデートされた。